2011年 05月 15日
仙台での一週間
被災地復興ボランティアとして。
仙台駅に降り立った時には、被害があるのかと疑問になるくらい
普通の街だった。
が
駅から7キロほど車を走らせると、
景色が一変
同じ仙台かと思うくらい悲惨な光景
言葉を失いました。
新聞、テレビで見ているが、実際の光景は
数倍も数十倍も悲惨です。
被災された1軒の家に11人掛かりで
ヘドロ撤去、瓦礫撤去。
大の大人が11人掛かりでも家1軒に丸一日かかります。
見渡す限り被災された家屋が多くある中、
いつになったらここは住めるのか、ホントにわからない。
しかしちょっと疑問だったのは、数キロ離れた駅近くの人たちは、
まるで人ごとのように、津波被害をみている。
九州から復興支援、ホームステイの受け入れを行っているのに、
2ヶ月間も体育館で生活されているのに、
市内には空室が目立つアパートがたくさんある。
窓もないような所で生活されている方がいるのに、
街には公共施設が多く遊んでいる。
なぜ?
地元の方に直接聞いてみた。
「正直なところ、津波被害者とそれ以外の人で温度差がかなりある」
らしい。
ちょっと歯がゆい気持ちになった。
by kinpokosyusya
| 2011-05-15 08:04
| 日常